A判？B判？どう違う？印刷用紙サイズガイド

A判、B判とは？

A判とB判の違いについて簡単に説明すると、A判サイズの起源はドイツの物理学者・オズワルド氏の発案によるものだと言われています。対して、B判サイズの起源は日本の美濃判と呼ばれる採寸法が起源とされています。

発祥の違いもあり、国際規格のある印刷物にはA判が、日本人向けの印刷物にはB判の寸法が採用されることが多いです。

A判B判共に縦横の比率は1:√2です。A2の半分がA3、A3の半分がA4と半分ずつサイズが変化して行きます。

縦向き？横向き？印刷物のデザインに重要な縦横用紙サイズ

印刷物のデザインを考える際に、縦向きにするか横向きにするかで印刷用紙サイズが大きく変わります。また印刷物の内容で判もサイズも変わってきます。

そこで、縦向きで印刷したい場合と横向きで印刷した場合のサイズ表を用意しましたので、印刷物のデザインを検討されている方は、あらかじめ下記の用紙サイズを基準にしておくとよいでしょう。

縦向きA判・B判印刷用紙サイズ表

横向きA判・B判印刷用紙サイズ表

用途で選ぶ印刷サイズについて

どのような印刷物を作るかによって、最適な印刷用紙サイズが変わってきます。しかし、家庭用のプリンタでは大体A4サイズまでしかできないため、ポスター、カレンダー、冊子の印刷については印刷業者にお願いする必要があります。

大阪の印刷会社きたがわぷりんとが使用する印刷機材は、下記の印刷用途に対応しております。個人では難しい印刷サイズや、仕事向けに大量に印刷物を作りたい場合はなどはお気軽にメールやお電話でお問い合わせください。

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用途別印刷サイズ一覧リスト

ハガキ印刷

郵政はがきは縦書、横書きともにA6サイズが最適な大きさです。
印刷ソフトやプリンターの設定に「はがきサイズ」がある場合はそちらを使うのもよいでしょう。

書籍関係(小説、単行本等)

小説や単行本印刷には縦向きB6サイズ、コンパクトな文庫本には縦向きA6サイズが最適です。

書籍関係(教科書、機関紙等)

教科書、機関紙、学術書等、情報量が多く持ち運びを重視するものについては縦向きA5サイズ、または縦向きB5サイズが最適です。

雑誌、新聞(タブロイド紙)、画集等

情報量が多く、かつ手にとってもらいやすい雑誌や新聞などは縦向きA4サイズ、画集やグラフ誌、ファッション誌などは、写真を大きくみせるために縦向きB4サイズがよく使用されています。

日刊新聞、広報

毎日発行されている日刊新聞には縦向きB3サイズが、掲示板に貼り付けるような社内広報には縦向きA3サイズがよく使用されています。

ポスター、カレンダー

壁に貼り付けるカレンダーは書籍等より大きなA1サイズ、B1サイズが使用されることが多いです。
少し小さめのポスター、カレンダーならA2サイズ、B2サイズを使用するのもよいでしょう。
縦向きか横向きかは実際に貼り付ける場所を想定してから決めると良いでしょう。
大阪の印刷会社きたがわぷりんとでは、A2以上の大判印刷については別途ご相談させていただいております。

社内吊り広告、額面広告

電車内でよくみかける吊り広告や、店頭にはってあるような額面広告は横向きB3サイズがよく使用されています。

手帳デザイン

会社用や店舗の販促物として手帳を制作したい場合は横向きB7サイズを基準にするとよいでしょう。

パンフレット、チラシ等

基本的にA4サイズ、またはB5サイズでデザインするとよいでしょう。ただし、チラシ等やパンフレットは折りたたんで渡す事が多いため、印刷用紙の折り方「折り加工」も考慮してデザインする必要があります。